無線LAN可視化ガジェット

無線LAN可視化ガジェットOscium社のWipry製品を紹介します

スマホがそのままスペクトラムアナライザに!920MHz帯の電波可視化をもっと手軽に:WiPry 790x

Wipry790xの仕様

WiPry 790x は、以下の特長を持つ プロ向けのポータブル・スペクトラムアナライザ です。

基本情報

  • 周波数範囲: 755-928 MHz
  • 対応プラットフォーム:
    • モバイル: iOS, Android
    • PC: Windows, Mac
  • 用途:
    • Z-Wave
    • スマートメーター (IEEE 802.15.4g)
    • LoRa, SigFox
    • ワイヤレスブリッジリンク

システム要件

ソフトウェア要件:

  • iOS: バージョン 8.0 以上
  • Android: バージョン 6.0 以上
  • Windows: Windows 7 以上
  • Mac: macOS 10.10 (Yosemite) 以上

ハードウェア要件:

  • iOS: Lightning端子対応デバイス (iPad, iPhone, iPod)
  • Android: USB OTG対応デバイス
  • Windows/Mac: USB 2.0ポート

周波数仕様

  • 周波数範囲 (国別)
    • 中国: 755-787 MHz
    • ヨーロッパ: 863-868 MHz
    • 日本: 916-928 MHz
    • 韓国: 917-924 MHz
    • シンガポール: 866-925 MHz
    • アメリカ: 902-928 MHz
  • 周波数分解能 (国別)
    • 中国: 125 kHz
    • ヨーロッパ: 20 kHz
    • 日本: 47 kHz
    • 韓国: 40 kHz
    • シンガポール: 231 kHz
    • アメリカ: 102 kHz

アンテナ仕様

  • アンテナポート: SMB コネクタ
  • アンテナタイプ: 外部アンテナ (2dBiゲイン)

振幅仕様

  • 振幅範囲: -100 dBm 〜 -20 dBm
  • 振幅分解能: 0.5 dBm

付属品

  • WiPry 790x スペクトラムアナライザー本体
  • 外部アンテナ
  • 接続ケーブル:
    • Mini-B to Lightning
    • Mini-B to Micro-B
    • Mini-B to USB A
  • 耐衝撃キャリーケース

購入はこちら

Wipry790xの利用ケース

この周波数帯は、日本を含む多くの国で産業・科学・医療(ISM)用途やIoT(モノのインターネット)で利用されています。

「現場でこんな課題、ありませんか?」

📶 スマートメーターの通信が不安定で、データが届かない…
📶 LoRa や SigFox の干渉が気になる…
📶 Z-Wave の電波状態を調べたいが、手頃な測定器がない…

WiPry 790x を使えば 「その場で」「すぐに」「920MHz帯の電波状況を可視化」 できます!

1. スマートメーター(電力・水道・ガス)

  • IEEE 802.15.4gに基づき、電力会社のスマートメーター通信に利用。
  • 遠隔で消費データを送信し、リアルタイム管理が可能。

2. LoRa(Long Range)通信

  • LPWAN(低消費電力広域通信)技術として活用。
  • スマート農業、資産追跡、環境モニタリングに利用。

3. SigFox

  • 低速・低消費電力の通信技術で、IoTデバイスのデータ送信に使用。
  • 物流、気象観測、スマートシティなどで活躍。

4. Z-Wave

  • スマートホームやビルオートメーション向けの無線通信規格。
  • スマートロック、温度センサー、警報システムなどの機器に採用。

5. 産業用IoT(IIoT)

  • 工場の設備監視、機械の遠隔制御、温度・湿度管理などに使用。
  • 低干渉な周波数帯として工場内の無線通信で利用。

6. 医療用ワイヤレスデバイス

  • 病院内のワイヤレスモニタリング機器で活用。
  • 患者の心拍数・血圧測定や、医療機器のリモート通信。

7. 自動販売機のデータ通信

  • 商品の在庫管理や売上データの遠隔送信に利用。
  • 通信キャリアに依存しない独自ネットワークとして機能。

8. スマート農業

  • 土壌センサーや環境モニタリングに使用。
  • リモートで水やり制御、家畜管理、害獣対策に活用。

9. 遠隔監視カメラ

  • 低消費電力の無線カメラで利用。
  • 河川・ダム監視、防犯カメラとして運用。

10. 災害時の緊急通信

  • セルラー通信が使えない状況で、IoTデバイスのバックアップ通信として活用。
  • 避難所の状況把握、被災地の環境モニタリングなどに貢献。

FAQ よくある質問

WiPry 790x はスマートフォンやタブレットのバッテリーを使用するとのことですが、どのくらいの時間連続使用できますか?

WiPry 790x は 100mA未満の消費電流 で動作するため、バッテリーへの影響はごくわずかです。以下に、概算の連続使用時間を示します。

  • スマートフォン: 約 5時間 連続使用可能
  • タブレット: 約 8時間 連続使用可能

ただし、これらの数値はあくまで目安であり、実際の使用時間は デバイスの種類 や バックグラウンドで動作するアプリ(WiFi通信、メールプッシュ、その他のアプリ) によって変動する可能性があります。

WiPry 790x のハードウェアには保証がありますか?

万が一、通常のご使用の範囲内において製品不良が確認された場合は、交換対応をさせていただきます。ただし、以下のような場合には対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。

物理的破損(落下・衝撃・水濡れ等による損傷)

過失や不適切な使用による故障

改造・分解・ソフトウェアの書き換え等による不具合

初期不良の疑いがある場合は、お手数ですが商品到着後7日以内にご連絡いただき、状況をお知らせください。迅速に対応いたします。

WiPry 790x はどのスマートフォンやタブレットで動作しますか?

Android 対応状況

WiPry 790x は USB OTG に対応した Android 6.0 以上 のデバイスで動作します。
以下のデバイスで動作確認済みですが、これが全てではありません。今後も検証が進み次第、リストを更新します。

  • Samsung: Galaxy S5, Galaxy S6, A5-2016
  • Lenovo: A1000

もしご自身のAndroidデバイスでWiPry 790xが動作した場合、対応機種リストに追加いたします。

iOS 対応状況

WiPry 790x は、iOS 8.0 以上 の Lightning コネクタ搭載デバイス で動作します。
30ピンコネクタ(Dockコネクタ)搭載の旧世代iOSデバイスはサポート対象外 です。

PC 用のドライバはどこにありますか?

WiPry 790x をPCで使用する場合、まず インストーラをダウンロード してください。
デフォルトのインストール先 (Cドライブ) にドライバが格納されます。

64-bit OSC:\Program Files (x86)\Oscium\WiPry\driver

32-bit OSC:\Program Files\Oscium\WiPry\driver

WiPry 790x のソフトウェアは有料ですか?

いいえ、WiPry 790x のソフトウェアは無料 です。ライセンス料やサブスクリプション契約は不要で、誰でも利用可能です。

競合比較(当社独自比較)

製品名WiPry 790xRF ExplorertinySAKeysight / Rohde & Schwarz
価格約8万円約3万円約1万円50万円以上
対応周波数755-928MHz広帯域モデルあり100kHz-960MHz3GHz以上
スマホ対応✅ あり❌ なし❌ なし❌ なし
PC対応✅ あり✅ あり✅ あり✅ あり
測定精度✅ 高い(920MHz帯に特化)△ 中程度△ 低い✅ 高い

プレスリリース

Wi-SUNのポータブル無線アナライザ。Wipry790xを8月16日に新発売!


WiPry 2500x – スマホでWi-Fi電波を“見える化”

Wipry2500x

【Wi-Fi環境のトラブルを即座に診断!】

WiPry 2500x は、スマートフォンやタブレットに接続するだけで、2.4GHz / 5GHz のWi-Fi電波をリアルタイムで可視化できる携帯型スペクトラムアナライザです。オフィス、工場、病院、イベント会場など、あらゆる環境で無線LANのトラブルシューティングに活用できます。

📶スマホやタブレットに挿すだけ! 📶 専門知識不要!誰でも簡単にWi-Fi環境を診断 📶 コンパクト設計で現場に最適! 📶PC不要!iPhone / iPad / Android対応


Wipry2500Xの仕様・特徴

OsciumのWiPry 2500xは、スマートフォンやタブレットをデュアルバンド(2.4GHzおよび5GHz)対応のスペクトラムアナライザに変えるポータブルツールです。従来のWi-FiアナライザはPC必須で持ち運びに不便でしたが、WiPry 2500xはスマートフォンやタブレットに直接接続するだけで、いつでもどこでも電波診断が可能です。

主な特徴:

  • デュアルバンド対応: 2.4GHzおよび5GHz帯域のスペクトラム解析が可能です。
  • マルチプラットフォーム互換性: iOS、Android、Windows、Macに対応しており、好みのデバイスで使用できます。
  • Wi-Fiのスキャンとトラブルシューティング: SSIDやRSSIの表示、Wi-Fi環境の視覚化を通じて、干渉源の特定や接続の最適化が可能です。
  • Wi-Fi規格およびZigBee対応: 802.11 b/g/n/ac/axのWi-Fi規格とZigBeeプロトコル(802.15.4)に対応し、スマートホームデバイスのトラブルシューティングにも適しています。
  • 追加機能: チャンネル評価(A~Fのグレード付け)、信号対雑音比(SNR)の自動計算、プレイ/レコード機能、ウォーターフォールモードでの環境の経時変化の表示など、多彩な機能を備えています。

同梱物:

  • WiPry 2500xスペクトラムアナライザ本体
  • デュアルバンドアンテナ(2.4GHzおよび5GHz対応)
  • 各種接続ケーブル(Mini-B to Lightning、USB-C、Micro-B、USB A)
  • 耐久性のあるキャリングケース

WiPry 2500xは、フィールド技術者や無線の専門家にとって、携帯性に優れた理想的なソリューションです。

  • スペクトラムアナライザ機能: 電波の強弱や干渉状況をリアルタイムで表示
  • チャンネル分析: 使用中のWi-Fiチャンネルと干渉の有無を可視化
  • 電波強度測定: APの電波強度を測定し、最適な設置場所を特定
  • Wi-Fi知識がなくても簡単に電波状況をチェック可能
  • 小型・軽量設計で工具箱やポケットに収納可能

利用ケース

【こんな方におすすめ】

✅ 電気工事業者:Wi-Fiの施工後チェックやトラブル診断に ✅ 企業・官公庁のIT管理者:社内Wi-Fiの品質向上に ✅ 無線LAN機器メーカー:製品開発や現場テストに ✅ 無線LAN販売会社:エンドユーザー向けサポートツールとして ✅ Wi-Fiトラブルに困っている方:ご自宅やオフィスの電波状態を改善したい方

1. Wi-Fiの干渉調査と最適化

  • 企業や家庭のWi-Fi環境を解析し、電波干渉を特定。最適なチャンネルを選定してWi-Fiパフォーマンスを向上。
  • オフィスWi-Fiの改善 「オフィスの一部でWi-Fiが繋がりにくかったが、WiPry 2500xを使い電波干渉を特定。チャンネル変更で通信速度が2倍に!」

2. 現場でのWi-Fiトラブルシューティング

  • IT管理者やネットワークエンジニアが、接続不良や速度低下の原因(干渉、電波の弱さなど)を特定し、迅速に軽快に問題解決。
  • Wi-Fi環境最適化 「現場でWi-Fiの電波干渉を迅速に診断し、適切な周波数を選択。安定した通信環境を実現!」

3. スマートホーム機器のデバッグ

  • スマート家電やIoTデバイス(ZigBee対応機器含む)の通信環境を確認し、障害の特定や最適な設置場所を判断。

4. 公共Wi-Fiの品質管理

  • 商業施設、ホテル、カフェなどで、Wi-Fiのカバレッジや品質をチェックし、顧客満足度を向上。

5. 無線LANのセキュリティ診断

  • 不正なWi-Fiアクセスポイントや干渉源(ジャミングデバイスなど)を検出し、セキュリティ強化に貢献。

6. 屋外ネットワークの電波環境調査

  • 携帯性が良いため公園やキャンプ場などでWi-Fiや無線通信がどの程度届くかを調査し、アクセスポイントの配置を最適化。

7. ドローンやワイヤレスカメラの電波解析

  • 2.4GHz帯を利用するドローンや無線カメラの通信品質を測定し、映像遅延や通信切断のリスクを軽減。

8. 教育機関のWi-Fi導入支援

  • 学校や大学のオンライン授業用ネットワークのパフォーマンスを測定し、快適な学習環境を構築。

Amazonで販売中

FAQ よくある質問

WiPry 2500xハードウェアには保証がありますか?

万が一、通常のご使用の範囲内において製品不良が確認された場合は、交換対応をさせていただきます。ただし、以下のような場合には対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。

  • 物理的破損(落下・衝撃・水濡れ等による損傷)
  • 過失や不適切な使用による故障
  • 改造・分解・ソフトウェアの書き換え等による不具合
  • 初期不良の疑いがある場合は、お手数ですが商品到着後7日以内にご連絡いただき、状況をお知らせください。迅速に対応いたします。

スマートフォンやタブレットの対応範囲は?

Android対応

WiPry 2500xは、**USB OTG(On-The-Go)対応のAndroidデバイス(バージョン6.0以上)**をサポートしています。
現在までに、以下のAndroidデバイスで動作確認済みです(このリストは完全ではなく、テスト済みのもののみ掲載しています):

  • Samsung(Galaxy S5、Galaxy S6、A5-2016)
  • Lenovo(A1000)

新しいデバイスがテストされ次第、リストを更新します。Osciumコミュニティのために情報を共有できるようになります。

iOS対応

WiPry 2500xは、**Lightningコネクタを搭載したAppleデバイス(iOS 7.0以上)**をサポートしています。30ピンコネクタを使用する古いiOSデバイスには対応していません。

充電式電池を使用していますか?

はい。WiPry 2500xには充電式電池が付属しており、充電用のポートも備えています。

RSSIのスペクトルデータ更新レートを調整できますか?

はい、可能です。
**RSSI(受信信号強度指標)SSID(Wi-Fiネットワーク名)**の両方を有効にすると、SSIDのスキャン更新中にRSSIデータが一時的に停止することがあります。
この一時停止を防ぐには、SSIDビーコンフレームを無効にすることでRSSIデータの連続更新を確保できます。

5GHz帯に対応していますか?

はい!WiPry 2500xはデュアルバンド対応のスペクトラムアナライザーであり、2.4GHz帯および5GHz帯の両方をサポートしています。

PC用のドライバはどこにありますか?

まず、インストーラをダウンロードしてください。
デフォルトのインストール先(C:ドライブ)にドライバは次の場所にあります:

64ビットOSの場合:
C:\Program Files (x86)\Oscium\WiPry\driver

32ビットOSの場合:
C:\Program Files\Oscium\WiPry\driver

PC上で保存されたファイルの保存先は?

ファイルは次のディレクトリに保存されます:

 ※保存されたファイルが見つからない場合は、隠しファイルを表示する設定に変更してください。 または、PC内でファイル名を検索することでフォルダを見つけることもできます。

C:/users/YOUR_ACCOUNT/AppData/Local/WiPry/WiPry

非公開SSID(ステルスSSID)は検出できますか?

はい、可能です。
SSIDが非公開のアクセスポイント(ステルスSSID)も、スペクトラムアナライザー上で波形として可視化されます。
表形式のビュー(テーブルビュー)や最適化テーブルでは、SSIDのラベルが空白になりますが、BSSID(基本サービスセット識別子)によってAPを特定し、その他のプロパティ(RSSI、チャネル、SNRなど)を確認できます。

ソフトウェアのライセンス料金はかかりますか?

WiPry 2500xのソフトウェアWiPryは無料で提供されています。

サブギガ帯(916MHz-928MHz)の計測はできますか?

WiPry 2500xでは計測できません。WiPry790xで計測が可能です。

Wipry790xの説明はこちら

付属のアンテナは指向性がありますか?

アンテナの指向性は使用するアンテナによって決まります。現在のアンテナは全方向性(オムニ指向性)です。指向性のある測定を行いたい場合は別売の指向性アンテナの購入を検討してください。

Wi-Fi6E、Wi-Fi7の6GHz帯の計測はできますか?

WiPry 2500xでは計測できません。Wi-Spy Lucid(旧Wipry Clarity)で6GHz帯の計測が可能です。